はじめての「入社1年目の教科書」

20代・・・全く仕事ができずに落ち込む私。緊張してさらにやらかす私。

不安だらけの社会不適合者の私が社会と戦うために必死にヒントを探したときに出会った本を紹介します。

 

①入社1年目の教科書 岩瀬大輔さん ダイヤモンド社

「仕事が出来る」よりも「居心地よく活躍する・好感の持てる社員になる」のスキル(姿勢・具体例)が多く記載されている本です。若手社員向け、後輩指導向けに実用性のある本かと思います。

 

本屋・古本屋でもすぐに目につく存在感。それだけ売れているということだと思います。

 

内容について自社名、自社の社長名が頻出する部分に引っかかるところはありますが、

他にも項目の話題に沿った学習・啓発方法を明示したり、出典元を明らかにしているため、次につながりやすいと感じました。

新入社員としての姿勢が学べます。

入社して間もなかった私にとって本に書かれている大半がタメになりました。

当たり前のスキルから、意外と多くの人が軽視するスキルまで掲載されていて参考になりました。

しかし、Amazonレビューには「こんなうまくいかない」「社畜のための・・・」「自慢話」という意見が多くみられました。

確かに入社する会社にもよるかもしれませんね。

しかし、私はそれでもおすすめします。当たり前をできてなくて損している(損していることに気づいていない)人が会社には多いと日々感じているからです。

 

この本を意識しながら仕事に励むだけで①かなり好感は持ってもらえる。②自分の成長につながる。のではないかと思います。

「自慢話」については、私は「実体験」という観点で読んでいたのでセーフです。

むしろイメージしやすかったです。

 

私が好きな名言・格言・フレーズ・項目

・50点で構わないから早く出せ

・3 「何のために」で世界は変わる

・8  質問はメモをみせながら

・10 頼まれなくても議事録を書け

・議事録は時系列で書くな

・13 朝のあいさつはハキハキと

・挨拶は最高の自己紹介

・15 仕事は根回し

・16 仕事は盗んで、真似るもの

・心地よいペースメーカーを見つけることですべてがきまる。

・30 仕事に関係ない人とランチせよ

・36 感動はためらわずに伝える

・40 幹事とは、特権を得ること

・41 宴会芸は死ぬ気でやれ

・47 悩みは関係のない人に相談

・48 社内の人と飲みに行くな

 今時の20代(悟り世代?)にはわからない理解できない概念もあるかもしれませんね。

上述の内容・項目は簡単なのに「会社での居心地を良くできる」「成長につながる」スキルでした。私は役立ちました。

そのまま試してみてもいいと思いますが、ものによってはTPO・社風を考えて応用すると更に良いかなと思います。

 

すらすら読めます。ぜひ読んでみてください。